2024.06.25(火)

2024.06.25(火)


 日が替ってからAmazonのプライムビデオで見つけた『沈黙の艦隊』を視聴する。彼女は初めて作品に触れるらしかった。わたしはどこぞの施設の待合や、飲食店、あるいは当時の書店の棚から漫画で読んだことがあった。たしか潜水艦がひとつの独立国になる話だったよねということだけはかろうじて覚えていた。

 ドラマ視聴。

 一話目の終わりがけに、すでに日米共同開発の新鋭潜水艦は、艦長海江田の指揮のもと、米軍の手から離れ、独立国やまとの建国を宣言するに至った。

 二話目では、核兵器を持つ者同士が牽制しあうことで平和が保たれるという考え方に疑念を持つ海江田が、アメリカ第七艦隊を相手取って、この核抑止という言葉の欺瞞を暴くための布石を打ち、各国の要人へのメッセージとして声明を発信する。

 第三話以降もどうなるのか楽しみだ。近いうちにつづきを見ていこう。彼女も面白いといって気に入ってくれたようだった。もちろんドラマであり、かつ原作は漫画であり、現実にはこんなにうまくいかないだろうと思わせるフィクション満載の表現が多々あったわけだけどね。その点については彼女も場面場面で疑義を呈していた。


 視聴中には、煎茶を入れる。二杯。これを飲みながら、彼女からの戴き物の、〈しっとり味たこ〉と、ローソンのPB商品〈ミント増し 麦チョコミント〉を食す。味たこは二度目。これおいしくて癖になる。麦チョコミントは、食感が独特だった。殻があるみたいに歯を立てると、ぱりっと中身が割れる感覚がある。面白い食感だった。半量は後日のお楽しみに残してある。


 視聴後、読書の時間に移行。わたしは大江さんの『燃えあがる緑の木 第三部』を読み、彼女は髙山さんの〈変見自在〉の第1巻のつづきを読む。燃えあがる~の第三部の冒頭は、新しいギー兄さんのふがいない姿に立ち会ったサッチャンが、教会から離れて遍歴するシーンが描かれる。この冒頭に今回も立ち会った。『アウグスティヌス『告白』講義』についてかなりの引用と言及もされている。いったん物理的に離れることによって、かえって対象(教会)との関係性を見直すいい機会になるというもの。

 彼女の方は髙山さんの読みが進み、新鮮な発見も多いみたいで面白がってくれた。同時に日本を害するような勢力の存在について、憤慨するようなところもあった。なぜこういった勢力は、この社会で、いまのままでいることを許されているのか。実のところ、わたしもよくわからない。わからないというより、それを是としている人たちの無責任さが度を過ぎていて、そういった人たちとは遂にわかりあえないんだろうなと推測している。


 読書後、一緒にアイスを食べようということになった。

 わたしは〈レディ・ボーデン〉。彼女は〈爽の練乳いちご味〉、これと〈森永 ムーンライト〉。

 レディ・ボーデンは昔懐かしいアイスクリームという印象が強かった。いわゆるバニラアイスクリームといわれてイメージする理想のアイスクリームの形のように思える。ハーゲンダッツのバニラは味の上でバニラの印象を強めているように思える。目指す理想が互いに異なっているのがわかる。ちなみに検索してみると、以前のレディボーデンは、明治が作っていたけど、いまはロッテが作っているらしい。権利関係とかいろいろあるみたい。


 食後、彼女と一緒にゲーム『ドラゴンズクラウンプロ』に入る。わたしは初めエルフを使用する。つぎにアマゾンを使用する。彼女はソーサレス一択。プレイ途中にほかのユーザーも接続したみたいなんだけど、接続者を限定することはできないんだろうか。他の人が入ってくると気遣ってしまうから勘弁願いたいんだけどな💦 アマゾンは今回初プレイで、二回街に帰ってレベルは21まで上昇する。空中戦をうまく扱えないとなかなか強くなれない気がするキャラ。あとスキルをぜんぜん獲得していないから、どれを取得するかあとで考えないことには。


 7時前、朝ごはんを食べる。

 彼女はメロンパンとカフェオレ。

 わたしが、〈サッポロ一番 塩ラーメン〉を2袋。トッピングに、焼き豚とメンマとネギ。そしてひとかけのバター。今回の2袋は、彼女から是非にと懇願されてチャレンジしたものだった。2袋は、二十代のころによくやった暴挙だった。けっこう胃の許容量ぎりぎりだったかな。


 食後、髙山正之さんが出演されていた2023年の虎ノ門ニュースの過去回を一緒に視聴する。本で読んで捉えた著者のイメージと、実際に姿の見える動画では、そのイメージはけっこう違っているものだし、その意外性がかえって、意味の反転することによって、本を読むときの著者のイメージと重なってくれる効果もあると思っている。わたしもそういった流れで、著者像が形作られたので、同様の作用が起こると嬉しいな。


 もうすこしゲームをしたくなったので、耳で配信を聴きながらわたしは『マインスイーパーミリオン』、彼女が『シムズ』をプレイ。彼女のシムズは、私の名前を付けたキャラを作成してくれていて、今回そのキャラに彼女がPCを買い与えてくれ、作家としての活動を始めさせてくれた。書き上げた著書は販売もできるらしい。シムズ上でわたしはどんな書き手になるんだろう。それにつけても、ゲーム内で彼女と共同生活を送っているシムズの二人が羨ましくもあったり。


 わたしは『マインスイーパミリオン』をプレイするも、掘るボタンと旗を立てるボタンをまちがって、何度もミスしてしまう。ある程度で止めたけれど、全100万コマのなかの、まだ1万コマもあいていない。膨大過ぎて笑えてくる。長丁場になる予感しかしない。これはいったん終えて、『ブックオブデーモン』をプレイする。しかし久しぶりすぎて途中死にかけたこともあり、今日のこれ以上のプレイは危険だと感じ、落ちることに。


 その後、きょうは寝室で休む。

 3時起床。起床後、彼女に電話でモーニングコール。

 わたしはその後、入浴。

 上がってくると、彼女からイラストが贈られてくる。

 コードネーム〈私の可愛い猫🐈〉。

 眠りの訪れは最上の癒しだと感じる。


 その後、彼女はさくらんぼ🍒とブロッコリー🥦のお昼。

 わたしは、わかめごはん、レタスとトマトのサラダ、野菜スープ、冷ややっこ(生姜・ねぎ)の夕食。


 食後、『深夜の馬鹿力』を聴きながら目を閉じる。伊集院さんの、肩の治療のための注射まわりの話が興味をそそった。痛いですよ、と医師にいわれたところで、処置を受ける前だとどれくらい痛いのかわからないよねと思った。受けてみないとどれくらい痛いのかわからない。結局いわれてもいわれなくても、どっちにしてもあまり参考にならない。しかしあとで文句をいわれないように医師が予防線を張っている言葉なんだなということだけはわかった。歯医者でも一緒なんだよ。ぐぬぬ。


 6時半まで休む。目覚ましで起きて、着替えてから仕事へ。

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