作者たるもの、感想欄でディスられた程度で気軽にブロックなんて使うな!(前編)
はいどうも熊ノ翁です。
台風が過ぎ去り急に冷え込んできた昨今、いかがお過ごしですか?
創作界隈は今日も今日とてホットでヒートな話題で燃え盛っております。
今話題になっているのは、タイトルにも使わせてもらっている通り、ブロック機能の使い方についてですね。
小説家になろうさんに作品を上げている方でしたら大体の方がご存じでしょうが、なろうさんには関わりたくないユーザーからのコンタクトを防ぐ、ブロック機能というものがあります。
「コンタクトを防ぐ」というのが具体的にどのような事なのかというと、以下のような行為をブロックされた人物に対して行えなくするという物です。
・お気に入りユーザー登録
・小説の登録
・メッセージ送信
・感想投稿
・レビュー投稿
・活動報告へのコメント
結構制限されているようで、実はブロックされても作品は読めますし、ポイント投票も出来るんですね。
なんでまたこんな機能が付いているのかというと、やはり人と人とがコミュニケーションを取る場においてはどうしてもトラブルがつきものだからでしょう。
悪意を持って心無い言葉を投げかける人もいれば、そうでなくてもどうしても自分とは性格的に意見的に合わない人もいます。
当たり前ですね、人間なんですから。
そういった人同士がコミュニケーションを取る事で起こる軋轢を防ぎ、適切な距離を取るためにブロック機能という物は存在します。
現代のSNSにおいてもこのブロック機能はほぼ必須で、むしろついていないSNSサービスの方が少ないです。
熊の常駐しているTwitter等はこのブロック機能を使って尚、あの手この手で嫌がらせの誹謗中傷メッセージを相手に送り付けてきたりする輩がいたりするので、もう本当に世紀末な状況となっています。
それくらい、人と人とがコミュニケーションを取る場というのはトラブルが起きやすく避けられないわけですね。
同じようにユーザー同士で交流を図る場がある小説家になろうでも、この機能は必須と言えるでしょう。
なろうのブロック機能については、某プロ作家の右薙さんが「自分はどういう時にブロック機能を使うか」という内容のエッセイを投稿して感想欄が火の海に包まれてからというもの、創作界隈では定期的に盛り上がり燃え上がる焼けた鉄板の如き話題となっています。
こんな戦争の火種を作り出してしまった「右薙」という作家さんは実に罪深いですね。
さて、人と人との関係性において適切な距離を取るためにあるこのブロック機能なわけですが、タイトルにもあるように「作者たるもの、ブロック機能なんて軽々しく使うんじゃねえ!」という骨太な意見も見受けられます。
一体どういう理由でそんな事を主張しているのか。
「作者は気軽にブロック機能を使うな」という方々の意見を集めてみるとこんな感じでした。
・感想なんだから好きに言ったって良いだろが。お前の作品つまんねーから「ツマンネー」って正直に感想書いただけじゃん。なんか文句あんのかよ。
・わざわざ修正案を提案してやってんだぞ。良い作品作りたいってんなら、俺様のありがたいアドバイスを聞け。
・他の作品と似たようなタイトルだったから「そのタイトル、盗作ですか?」って聞いただけじゃん。
・ブロックするくらいなら、感想欄なんて開かずに閉じとけよチキン野郎!
・お客様は神様なんだから、読者の俺も神様だ! お前は神の言葉に耳をふさぐのか? このバチあたりめ!
・感想ってのは貰える事自体レアな物なんだよ? それが仮に気に障るような物であっても、ありがたく頂戴するべきでしょ。それをいらないとか、何様だよお前。
・「面白いです」って一言感想と「こことこことここで設定ミス、ここは伏線貼り忘れ、ここは文法的に間違い、ここは描写不足」って指摘、どっちが気持ちのこもった感想だよ。いいから俺様のありがたいアドバイスを聞け。
・別に悪意無いんだから何言ったっていーじゃん。ところでさぁ、お前の作品つまんないから書き直した方が良いよ。
・君さぁ、ブロックされた人たちの気持ちとか、考えたことあんの? 傷つくじゃん。
うーん、この。
いや、これはさぁ。
必要でしょ、ブロック機能。
こんな立場からの意見に晒され続けたら、作者の心死ぬって。
これ、もう意見並べて見ただけで「ブロック機能は必要だし精神が手遅れにならんよう、作者は気軽に使っといたが良い」ってのは納得できるかと思うんですがな。
一応次回、後編にて反論意見を載せていきます。
そもそもここまでの時点で既にブロックの必要性は十分伝わってるでしょうし、わざわざ反論なんて必要ねーだろと思わんでもないですけども。
作者たるもの、感想欄でディスられた程度で気軽にブロックなんて使うな!(前編)……END
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