第8話

史上初の大西洋単独横断飛行で成功したチャールズ・リンドバーグの妻が書いた


本が英米文学の講義に使われたが、「海からの贈り物」という作品だ。


昔の女は何かにつけ与える存在だったという話。妻として、母として、


良妻賢母はいま日本にいるだろうか?


そういう時代の女なら結婚しても、悪くないのだが、今はどうだろうか?


男のために生きる女は少なかろう。


女が皆、セルフィッシュになっているので、女に期待しない。


棚から牡丹餅の時代はとうに去り、能力を陶冶せねばならない。


昔は何もしなくても、誰かが何かをしてくれて、世間のサービスも良かった。


大事なのは、心掛け一つだった。










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