純粋な一言
叔母から五歳の従兄弟のお世話を任された。正直好都合だ。酔った親戚から、顔の造形の事を面白おかしくイジるから……悪気はない事は分かってるんだけど。だから、私は従兄弟と遊んだ。ふと、従兄弟が私の顔をじっと見つめて笑顔で言った。
「お姉ちゃんって、可愛いね!」
従兄弟が、眩しかった。
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