友達探し
「なぁ、もういいだろ!」
「うん」
「こんな暗い森の中で、それ以上しなくていい! やめろよ、もう!」
「……」
友人は爪の中に土が入るのも関わらず、掘る。掘って、掘って……土の中から、何かが出てきた。
頭蓋骨だ。
驚く俺に、友人は笑顔を浮かべる。
「君の遺体、やっと、見つけたよ……」
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