ご先祖様は見ている

今日は墓参りだ。ご先祖様が沢山あの墓の下にいるんだなぁ。ぼんやり思いながら、俺は手を合わせる。何も、思い浮かばない。そもそも会った事もない先祖なんて、挨拶ぐらいしか言う事なんて……。

『つれないなぁ』

『そんな事思ってると、枕元に立っちゃうよ?』

『そうよそうよ』

すみません……ん?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る