飛び込みたい
俺はただ、空を眺めていた。広大な景色を見ていると、自分の悩みなんてちっぽけに感じるっていう人がいるけれど、それは希望がまだある人だ。俺は、もうない。背中に感じる、袋に詰められたゴミのクッションから立ち上がる。次は、ゴミ置き場から外れるといいな。僕は、ビルの屋上へと歩を進めた。
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