主人公の過去
「俺~まじでぇ辛かったんすよぉ~」俺は涙を流しながら二人に同意を求めようと話を始めた。俺の家族はゴミでした。俺は4人兄弟の末っ子です。長女、長男、次男、次女そして俺です。だから、俺なんていらなかった。両親の性欲で生まれたんです。「はぁー」自分で言っていて反吐が出る。結局両親は離婚した。俺が14歳の時だ。俺は唯一父の方に行ったが、いつも殴られていた。「お前の料理まじぃんだよ」「ここが汚ぇんだよぉ。もう一回掃除しろ」罵倒と暴力が続いた。学校でも家族のことが原因で友達もできず、みんな腫れ物に触るように接していた。だから俺は学校に行かなくなり、家にも夜まで帰らず、ゲームを公園でやる日々を送っていた。でも、そんな俺にも神はいた。担任であるパソコンの先生は俺にいろいろ教えてくれた。ゲームを作る人、ゲームをしてお金を稼ぐ人、高校に行かなくても働けるということ、寮に住めば親元を離れられる話。そうして、俺はゲームの大会に出て何度か優勝し、賞金をゲットしたり、プログラミングで賞をとったり、専門学校に行くため勉強し、体育以外オール5という成績になった。
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