第155話「不適切にもほどがある」

 今日、さっそくNetflixに再入会した。おどろいたが、スタンダード会員が月1500円くらいになっていた。ちょっと高いなぁ。まぁ、たまにはいいか。

 ぱらっと動画紹介を見たが、あのVIVANTが見れる。これは嬉しい。あれ、見逃して、それっきり、見なかったのだが、かなり話題になったものな。あとで、見よう。

 ちょっと気になったので「不適切にもほどがある」というドラマの第一話を見た。

 これ、昭和時代のコテコテ熱血教師がタイムスリップして、未来の令和の時代にやってくるというもの。

 この教師、とにかく言葉がひどい。タバコをスパスパ吸って、女子には「ブス」だの、「おばさん」だのいいたい放題。

 だが、見ていると、昭和の時代の言葉に対してのおおらかさが、ちょっとうらやましくなる。あの時代はちょっと言葉がひどすぎたとは思うが、今は、逆に、言葉にたいして、萎縮しすぎだと思う。

 今は言葉に対してデリケートすぎて、子供などは、言葉に対する免疫ができないうちに大人になってしまうのではないかと危惧する。

 言葉に対して厳しくなった反面、イジメなどは陰湿化して、表に出なくなる。どちらの時代がいいのかは、一概に言えないが、時代が変わっても、人間の心はそんなに変わらない。

 心を通じ合わせるための、言葉。このことについて再考するためのきっかけとして、このドラマを見るのはアリだと思った。

 う~ん、なかなかに面白いドラマだ。つづきを見よう。

 

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