第43話はっちー、落ち着く
はっちー(母)、やっと落ち着いてきた。ゲップもおさまり、ほっとひといき。お腹すいたというので、まずはフルーツゼリーをあげた。いきなり食事をしたらダメそうなので、ちょっとづつ、慣らしていこう。
はっちー、フルーツゼリーを食べると、満足したらしく、「寝る」という。また食べてすぐに寝ようとするので、「ちょっと起きてなさい」と私が言い、はっちー、ベットの上で上半身を立てて座っている。
まぁ、大丈夫そうだ。お騒がせしました。
ところで、今日の午後ははっちーのデイサービス、ショートステイの職員さんと、ケアマネさんとの三人が来られて、関係者会議。
要介護3になったので、今後のことを話し合う。
はっちーのデイサービスなどでの近況を聞くと、本当に楽しそうに過ごしているとのこと。「はっちーさんに来てもらって、施設の職員も嬉しいんですよ~」と言ってくれた。涙、涙の感謝である。
はっちー、そとづらがいいので、得だな。家では、けっこうワガママはっちーなのだが。
ショートステイの職員さんに聞くと、特別養護老人ホームとショートステイは同じ建物の同じ部屋で過ごすとのこと。
はっちー、もうショートステイには行き慣れているので、この施設への特養への入居の申し込みをお願いした。これでほぼ正式に特養への入居のお願いは済んだ。あとは書類を書くだけだ。
はっちーもニコニコして同意してくれたので、私もニコニコ。父はちょっとさみしそうだったが、しかたがない。
ふぅ~、介護のめどがついて、本当に肩の荷がおりた。
はっちーのお気に入りの施設への入所、本当にありがたい。まぁ、長くて2年後なのであるが。まだまだ、頑張らねばなるまいな。
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