第42話

「優君、娘は元気にしてる?」


娘は、こっちもこっちだな。


いや、それはそう割り切ってる・・・そんなこと考えてる訳がないか。


________

過去編


俺達に親権が移って、あのゴミ兄貴と会ったあと春に聞いた。


「もし、娘が会いたいと言うなら会うか」


「・・・雪はもういい。」


「・・・っ」


「それより、優君。私と一緒に新しい子を育てようよ。あの女からも離れてさぁ」


何を言ってるんだ。この女は・・・


__________________


「・・・元気だよ」


この会場にも来ているしなぁ、後ろで待って貰っている。


「良かった・・・」

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