第20話
夏視点
優さんは私の憧れだった。
優さんは小説はずっと好きで、高校で悩んでいた私に強い影響を与えてくれた。
時に小説やアニメ、漫画のような物語は人の人生すら変えてしまう。その小説一つだけの人生になってしまう人も居るのだ。
私もその一人だった。
ーーー
やっぱり、昨日で思った。会うのは小説だけじゃない。私はやっぱり人のことを大切に思える、優さんが好きなんだ。
「あ、雪泣かないで」
「あーもう、こうするんですよ。」
雪ちゃんに刺激を与え・・・る前に笑ってくれた。
雪ちゃんは私を見るとよく笑ってくれる。
まだ数日しか一緒じゃないし、母親ってわけでも、姉とか優さんみたいにおじさん、おばさんって訳じゃないけど、私にとって大切な人になったのは変わらない。
それに・・・もしかすると、
「あ、う」
天使・・・私の恋の天使かも知れない。
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