八月

浮かる雲 丸む大地の夕焼けに ゴッホの筆の影の溢りて

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浮かる雲 まろ大地だいぢ夕焼ゆふやけに ゴッホの筆の影のはふりて


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 「浮かる雲 まろ大地おほつち夕焼ゆふやけに」の再構成になります。


 『影』には、月影のように光の意味もあります。



 下の句の『ゴッホの筆の影のほふりて」は蛇足ではないかとも思ったのですが。



「浮かぶ雲 丸い大地だいち夕焼ゆうやに ゴッホの筆のひかりあふれて」

「浮かぶ雲 丸い大地だいち夕焼ゆうやけに ゴッホの筆の光と影が」

「浮かぶ雲 丸い大地だいち夕焼ゆうやけに 鉄柱電柱電線の影」

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