赤錆はやがて羽化する蝉のよう。反って剥がれる時を待ってる

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赤錆あかさびはやがて羽化うかするせみのよう。ってがれる時を待ってる


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 「地下道の階段上のぼれば昼下がり錆びた金網フェンスを芝が挟んで」という一首を詠んだ時、金網フェンスの支柱にあった剥がれ落ちそうな赤錆あかさびを見て思ったことです。

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