第447話最悪

今日の作業は疲れた。

壊れやすい商品を箱詰めして、フタをする。

しかし、担当者の人間が100単位であるのに、96しかないと言う。

説明書は、89枚だと。

そこで、何度も数え直し、100 にしたつもりが、101箱になった。

その1箱は、最後の中途半端で終わる作業に混ぜた。


1日中、こんな感じだから、とても疲れた。


それから、会社近くのドラッグストアでチューハイを飲んでいら、ジャージでよれよれのじいさんが近づき、

「あんたら、ここは酒飲んで良いの?」

「はい。店員はここの商品なら飲んで良いと、許可をもらってます」

「あんたら、常識無いね」

「すんまて〜ん」

「警察に電話するから」

「はい、どうぞ」

との、やり取りがあり最悪の酒となった。


だが、30分ほど呑んで帰宅した。

味覚も戻って無いのに、酒を飲んだ罰だと思うが、あのじいさん、頭が狂ってる。


でっかな声で、

「もしもし、警察ですか?酒飲んでます。来て下さい!」  

と、だけ言って自転車で逃げていった。

店名も、誰がとかも言っていない。


今日は最悪だった。

来週も祝日出勤だし。

疲れた。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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