第225話タヌキ

僕は汚い。

よく仲間から会社の不満話を聞くが、その場所ではウンウン頷くが心は裏腹。

実害のあるやつは大キライだが、他はあんまり気にしていない。

だから、仲間に梅が散れば桜が咲く。と言っている。

待てば、現状打破出来るかも知れないからだ。

だから、自ら首を締めるような事だけは止めている。

仲間のいい分にも、一理ある。

だが、目くじらを立てると会社が辛くなるだろう。

僕も心の中では悔しい思いをしているが、障がい者はこんな会社でしか働けない。

否、僕はこんな会社でしか働けない。

と言うことは、我慢しなきゃいけない。


僕はタヌキだと思う。

足軽は侍大将を夢見る。侍大将は一国一城の主を目指す。一国一城の主は天下を狙う。

別にここで、天下取りなど毛頭ない。

だが、自ら仕事しにく環境を作ってはいけないので、心が通じ合う人には我慢するように言っている。

だから、疲れた。

最近の疲れは半端ない。そう言う心理戦を戦っているからだ。

皆んな、互いに我慢するところは我慢しよう。きっと、良い事が起きるから。


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