男子一人の国に生まれてんだけど、冤罪をかけられた追放されたんだかど、お姫様達に戻ってこいされて →新しく呼んだ男子がクソ野郎だったらしい

激 辛

第1話

この世界は、ある危機を迎えようとしていた。


それはこの世界で男性が劇的に少ないことだ。


男性は1割も居ない。


国に一人居るか居ないかで、一番多い国でも5人しかいないとされて居る。


ーーー


「どうしましたか?お姫様」


お姫様は俺の幼馴染でよく遊んでいる。今は王の間だからうっかり敬語を外さないように気をつけないといけない。


「聞きましたよ」


聞いた??ここ最近なにかこうやって呼び出す程、大事なことは


「ゆうさん、あなたは無理矢理何人もの女性を襲ったみたいですね」


「・・・っ」

今思わず、驚く声が出そうだった。


「私は何もそのようなことをした覚えはありません」


「ですが、ここに、ちゃんと罪状と被害者の声が届いております」


本当にある。

だけど俺は本当にそんなことをした覚えもないし、酒とかもまだ飲んだことすらない。だから記憶にないってこともない。


「・・・あなたには大変失望しました」


「姫様!!私は本当に何もしていません」


「言い訳とは、さらに私を、もうあなた顔なんて見たくありません!!とらえないさい!」


「まってください!!姫様、俺は本当に、なにも!!」

だが、もう完全に姫様は冤罪を信じてしまった様子で、俺も捕まってしまって身動きが取れない。


「私はずっと、あなたことが好きでしたのに、本当に残念です」


「・・・しんじ・・・」


扉が閉まる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る