じゃんけんデモクラシーの話
というわけで今回も返信回ですね。
割と難しい質問だなあと思うけども、っていうか普段あんな文章を書いている人間に聞くことか?とか思うけどとりあえず自分なりの考え方を書きます。
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昔、ゼミの先生が「総理大臣は候補者同士のじゃんけんで決めたらいい」と言っていました。
未だにそれがなぜ理想的な方法なのか分かりません。
一緒に考えていただけませんか?
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まず大前提として、自分は投票には行くけど、政治の知識は高校で止まっていて、
この知識にはカビが生えてちょっと美味しいチーズになっているのを念頭にワイン片手に読んでほしいんだけどさ。
最初になぜじゃんけんが良いのか、ちょっと考えてみるわ。
自分が思うにじゃんけんに不正がないことを仮定すれば、
派閥も思想も世襲も関係なく、一人候補者が選ばれるからじゃないかな。
総理大臣は一人だから内閣全員じゃんけんとかでも良いかもね。
ぶっちゃけてしまえば政治家の人たちも人間なので派閥やら世襲やら思想やら色々考えて決めてると思ってる。だからあれだよね、総理大臣そのものは国民の投票ではなく、国会で決めるでしょ?
教授が言ってる候補者っていうのが国会議員衆議院参議院問わず、だったらめっちゃ面白いというか価値はある気がするけどな。当たり激しいかもだけど外れも激しいし。だからゼミの先生的には政治家の人たちも人間でしょ?だから真っ当に選ぶなんて無理でしょ?じゃあもういっそじゃんけんで決めちゃった方がマシじゃない?という発想なんじゃない?簡単に言えば明るい諦めかな。
人間はどうしても感情があるから感情が介在しないであろう、じゃんけんというシステムに頼る。そういう発想かなと思う。で、実際にこれを実現したとして、不正をしないわけがないので、結局出来レースというところまでがセットだよね。
みんな口々に「次俺グー出すから!」「じゃあ私チョキ!」みたいな感じで自分が勝たせたい奴を勝たせるのが目に見えてる。
感情がある生き物に決定権を持たせている以上、絶対に各々のエゴがあるからそれで揺れまくるし、100%の正しい結果なんて決して出ない。っていう発想だよね。かといってAIに決めさせてもきっと不正は起こるだろうし。でもこの時代に王権神授説もきついっしょ?タイマンとかもさ、不良のトップじゃないんだし厳しいよね。そう考えると、野心家が何人か混ざった状態でじゃんけんやるのはマシかもねって思うよね。グーチョキパーでグーチョキパーでケリつけようケリつけよう的な。
実際何が一番良いんだろうね。正直、毎月投票とか良いと思うんだけどな。
政権交代するか賛成か反対かの投票ね。議席数がさ過半数超えてくると国民の意思とは無関係に不信任案通らなかったりするし、毎月投票にすればさ、投票が小さい頃から習慣になるから若い世代の投票率も上がりそうだし、人件費がコストがとかいうなら、そこに雇用を生んで国が賃金を出せばよくない?失業者とか社会復帰したい人の雇用先としてありなんじゃないの?とか思うけどね。
民主主義も共産主義も人間はそろそろ持て余してる気がするからそろそろ新しい主義生まれろやとか思ってるんだけど、なかなか生まれないね。なるとしたらそれが理想になるのかもねとか言ってぶん投げて終わりたい。てかあれだなじゃんけんのさ、無い奴あるじゃん、あのグーでもチョキでもパーでもないの。三本出すんだっけ?
あれで総理決まったらめちゃくちゃ面白いとは思うよね。あれ、教授ホントはそれ見たいだけかもよ。実はシンプルな理由かもよ。少なくとも自分は見たいわ。
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