それでも負けられない戦いがある、の話

 じゃんけんの話にコメントを頂いたので、こうして返信を書いているわけだけれど、まあパーを絞るという行為に対してのコメントで、それは鬼畜の所業ではないかという至極真っ当な指摘ですね!ただね、鬼畜と罵られようとそれでも勝たなければいけないじゃんけんというやつがこの世にはある!そう断言したい!


 面倒な幹事決め、学級委員長、荷物持ち、店の予約!そう、みんなみんなやりたくないことをじゃんけんで決めるのが良くない!だから俺のような過激なモンスターがこの世に生まれてしまうのである。本当のモンスターは人間かもしれない…これは真実。と、まあどうしようもない一言はさておき、俺のようなじゃんけんに勝てない人間が勝つためにはどうすれば良いか、考えたことがある。


1.相手の家族を人質にとってじゃんけんする。

2.相手の手をテープでぐるぐる巻きにし、出す手を制限させる。

3.あらかじめ出す手を示し合わせて勝たせてもらう


 さあ、ここで真っ当な読者諸君は、いやじゃんけんくらい普通にして勝てよ。って思ってるんじゃないでしょうか?はーい、そんなことができれば苦労はしませーん!今まで何回負けてきてると思ってるんですか?他で全部勝ってても良いくらい、じゃんけんで負けてるんですよ、こっちは!たとえ鬼畜の所業と罵られようとね、勝たなければいけない勝負があるんです!直近では新年度の飲み会ね!まずは社員の手を縛るテープを買うことから始めようと思うわ。


 全員の手ぐるぐる巻きにしてさ、俺だけ一人勝ちして逃げられたら気分良いよ?飲み会の幹事の手間と社員全員の手をぐるぐる巻きにする手間、どっちがしんどいって?あっ、考えてなかった…

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