ひとかけらのガラス

君と交換

貴方と交換

情報、気持ち、感情を


考えて、考えて、考えて


ようやく交換するものは

ひとかけらのガラスのように

脆く、儚く、傷をつける


君に傷なんてつけたくないのに

貴方に傷なんてつけたくないのに


そう思えば思うほど


君を傷つける

貴方を傷つける

私の心に傷は増える


傷をつけるのはもう嫌だ

傷が増えるのはもう嫌だ


考えるのはもう疲れた


ボロボロな心の扉を閉じて、


私は一人、闇の中

あかりのない、闇の中

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