第3話
「に、逃げて!!転校生!!」
「おいおい、転校生君可愛い女の子を盾にして逃げるつもりか?」
「・・・っ!逃げないよ。君こそ、逃げて」
思わず、今さっきの起きた状況に頭がついていけず、反応が遅れた。
と言うかこの人たち、髪型がモヒカンとかリーゼントとか、どっかの漫画の服みたい、
「この人達はね。秘密の組織の闇の組織の人達なの!!」
何それ、と言うかどっちが名前??
「ナンパや、いじめ、カツアゲ、悪いことばっかりして居るから、みんなから恐れられ居るんだ!!」
秘密の組織が名前なのかな??みんな知ってるようだし。ってじゃない。
「そんな危ない人達ならなおさら君みたいに可愛い子を尚更置いていけないよ」
「可愛い??私のこと可愛いって言ってくれた??」
「え、可愛いけど、今は」
「ない俺たちのことを無視してイチャついてんだ、ごらぁ!!」
そうですよね。ごめんない
「可愛い??本当に可愛い??」
可愛いけど、その必死に確認して来るところも可愛いけど、今はそんな場合じゃない。
「ブレイズファイヤー!!」
「ぐはぁー!!」(集団)
「・・・・・・・」
今、優(主人公)はフリーズとした。突如響く女性の技名のような声が聞こえたと思ったあとに、急に不良達は倒れていった。
「夏さん!!」
そういえば、今だに名前を聞いてない痛い子が声のした方向を向く。
「良かった転校さん、大丈夫だった?r
「あ、はい、お陰さまで??」
「夏さんありがとう」
「良かった怪我はないようね」
何もされてないですから、と言うか不良??さん達もさっきから倒れて居るけど、
なんなのこの入学早々に絡まれて助けられるような流れの茶番は、
さっき助けようとした俺がすげぇー、恥ずかしいんだけど、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます