第19話、凸待ち配信③

:は、コメント

「」は、主人公の声です。

『』は、通話の声です。


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会話デッキ


一つ目、料理出来るか?


二つ目、特技


三つ目、朝起きる時間


「こんな感じでいい?」


:少し少ないような気がする

:いいんじゃない?

:いいと思うよ?

:少ないような気がする?


「少ないですかね?どれくらいあればいいですかね?」


:五個くらいじゃないですか?

:五個くらい?

:五個くらいだと思います!


「うーん?五個か〜」


会話デッキ


一つ目、料理出来るか?


二つ目、特技


三つ目、朝起きる時間


四つ目、寝る時間


五つ目、私にやって欲しい物


「これで、いいですか?」


:五つ目の私にやって欲しい物とは?

:↑それな気に気になった!

:何でも言う事聞くて事じゃない?知らんけ

:↑確かにありそう


「五つ目は、私に出来る範囲で言う事聞くと言う事ですね」


:ガタッ

:ガタッ

:それは、楽しそですね!

:ガタッ(空野 白)

:↑白さんw

:白さんいるの草w

:めっちゃ反応してるの草w

:は〜最初に入らなければ良かった。(空野

白)

:↑どんまい白さん

:どんまい!

:どんまい!

:楽しそうですね!(シルベ)


「白さん配信見てくれてるんですね!今度、オフで聞いてあげますのでこれで機嫌よくしてください!シルベママ今日も、配信来てくださってくれたんですか!」


:やった!(空野 白)

:↑嬉しそうw

:良かったね白さんw

:私は、仕事の間に見てるので大丈夫だよ〜

(シルベ)


「仕事の間に見てくれてありがとうございます!」


:そう言いながら作詞作曲してるっていうw

:↑目が向いてるよがあさっての方見てるん

ですよねw

:白さんの時と一緒の所見てるんだよな〜w

:作業しながら同期と、ママを相手するとい

うw

:並列処理能力凄すぎw

:天才すぎw


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ピコン。

と誰かが通話に入った音が聞こえた。


「誰かが入って来ましたね!貴方は、誰ですか?」


『リスナーの皆さんこんにちは。〖クラーン〗所属、三期生の白乃 赤です。』


「と言う事で、赤さんが来て下さりました!」


:同期が、そろったな!

:次も同期!

:同期だけだからな青さんとかかわりがある

のは。

:↑確かに!

:先輩は、来てくれるのか?

:同期だけでも嬉しいんじゃない?


「それでは、赤さんにはまずこっちらから五つ目質問しますがいいですか?」


『いいよ〜』


「では、一つ目は、赤さんは、料理出来るか?」


『あ〜料理ね〜出来ると思う?』


「え?出来ると思いますけど…」


『それが出来ないんだよな〜』


「え?出来ないんですか?」


『Vtuberも配信者もそうだけど、自分で料理は、しないよ〜』


「そうなんですね!」


『逆になんで青さんは、この質問入れたの?』


「私の所属してる事務所は、今の所女子しかいないじゃないですか。」


『確かにそうだね〜』


「なら出来ると思うじゃないですか?」


『?なんでその理屈で出来ると思うの?』


:赤さん本当にそれな!

:なぜその理屈でそうなる?

:なんでそうなるの!

:なんで!

:意味がわかんないよ!

:?


「え?だって、女子なら花嫁修業で家事全般出来るようにしない?」


『いやしないよ!』


「え?そうなの?」


:普通は、せんで、

:花嫁修業w

:なぜそんなに考えになる?

:受ける‪w‪w‪w‪w‪w‪

:青さんは、花嫁修業してるという事ですね

w


『逆に青さんば、出来るの?』


「え?勿論ですよ?料理以外にも、裁縫、掃除、洗濯など私が出来るの全部出来るよ?」


『え?凄すぎ…』


:逆に何出来ないんだよ!

:天才すぎるってw

:才能の塊w

:皆信じられるか?これでもまだ十五歳なん

だよw

:↑そう言えばそうじゃん!

:※彼女は、本当に十五歳です。

:十五歳で花嫁修業してるのは草w

:大人と言われても信じちゃうてw

:十五歳なの信じられないんだよね。

:性格が大人すぎるんよ。


「この質問終わり!次の質問いいでしょうか?」


『いいよ〜』


「では次の質問は、赤さんの特技はなんですか?」


『特技か〜』


「何でもいいですよ〜」


『あれ?何も思いつかない…』


「あ…」

:あ…

:あ…

:あ…

:あ…

:気にしないでください!


「次の質問いいでしょうか?」


『あ、良いですよ、』


「次の質問は、赤さんは、朝何時に起きますか?」


『え〜と、十二時!』


「十二時て、午前でしょうか?」


『いや、午後の方!』


「遅くない?」


『活動者は、そんなもんだよ〜』


:ダウト!

:嘘だっ!

:ダウト!

:ダウト!


「ダウトて言われてますよ?」


『誰だよ!そんな事言ったの!』


:活動者でもそこまで遅くない

:↑そうだよな〜

:十時くらいでしょ普通


「普通の活動者は、十時くらいやしいですよ〜」


『へぇーそうなんだ。』


「次の質問いいでしょうか?」


『良いですよ〜』


「次の質問は、赤さんは、いつぐらいに寝ますか?」


『寝る時間ですか?』


「そうです!寝る時間です!」


『え〜と六時!』


「え〜と朝の?」


『当たり前じゃん!』


「赤さん。生活リズムしっかりしましょう!」


『え〜嫌だ!』


「早死しますよ?」


『その言葉やめて私以外にも刺さる。』


「え?赤さん以外にも刺さるんですか?」


『コメント見て見て』


そう言われて私は、コメントを見た。


:やめて、青さんその言葉は、俺達にも刺さ

る…

:ぐはぁ…

:刺さったよ。俺の心にな〜

:俺に言われてる訳じゃないのになんでだろ

う?目から涙が…

:言葉のナイフが痛いよ…

:致命傷だ


とコメントのみんなにも刺さってた。


「…………」


『ね?』


「そうですね。」


『次から気をつけよう!』


「でも、健康に悪いので早寝早起きしましょうね?」


『声色が怖い……』


「返事は?」


『はい…』


「よく言えました。」


『怖い……』


「うん?何か言いましたか?」


『いえ!何も!』


「ならいいや。最後の質問いい?」


『良いよ!』


「最後は、私の出来る範囲で言う事聞くです!」


『青さんの出来る範囲でなんでもしてくれるの?』


「そうだよ〜」


『なら、可愛い声で赤お姉ちゃん好きて言って見て!』


「そんなのでいいんですか?」


『良いよ!』


:やめろ赤さん、死にたいの!

:自殺願望あったの?

:死人出そう

:死ぬでしょう!

:ヤバすぎる願望w


『だって言われたいでしょ!貴方達も!』


:そうだな!

:確かに!

:そうだね!

:分かる!

:楽しみ!


「それじゃ行くよ?」


『何時でもいいよ!』


と言う赤さんに私は、事務所から貰ったとあるマイクを使う。

その名も、バイノーラルマイク。

ASMR用のマイクである。

このマイクで赤さんを驚かせようとする。


:あれ遅いな?

:なんか作業してる?

:なんだろ?

:気になる。


『遅いね。』


「赤お姉ちゃん。大好き!」


と私が可愛い声で言うと。


『………………』


:…………

:…………

:ヤバすぎ……

:被害大です……

:そのマイクは、ダメだって……

:…………

:…………

:…………


「あれ?皆?」


暫くは、皆が尊死してしまった。


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後書き!


しばらくは、凸待ち配信の回が続くと思います!


最後に、カクヨムコン9に応募したので☆や♡とフォローしてくれると嬉しいです!

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