第13話 後宮分からん!

 どうも、中華風ファンタジーを普段書いている人間、狩野緒 塩かのお しおと申します。


 今回は後宮についての苦労話です。カクヨムでも後宮ものは強いですよね。中華風ファンタジーと調べると後宮ものが上位にたくさん出てきます。人気ですし、後宮に関する小説を書きたいと思う人は多いのではないかと思います。



 さて、本編です。狩野緒には後宮が分からぬ(メロス)。その理由は簡単で、後宮に対する知識がないからです。なんか妃や女の人がいっぱいいる、というぼんやりとしたイメージしかありません。ネットの怪しい記事や論文をちょこちょこ読んだりしてみたのですが、頭に入ってきませんでした。それもそのはず、元々世界史が苦手な人間であるからです。


 え、でもお前論文とか本とかネットとか調べてるっぽいこと今までの話で書いてたやんけぇと思われる方もいらっしゃると思いますが、興味がでたのは最近のことであり、興味が出たと言ってもなぜか政治史は全然頭に入ってきません。なんで? 世界史を習っていた当時は今以上にひどく、誰が治めてどこに都があったのか、何の乱があったのかなど全然覚えておりませんでした。テストで「この時代の都はどこか?」と書かれた空欄全部に洛陽って書いてたタイプの人です。


 失礼、脱線しました。話を戻しましょう。


 後宮に関して唯一頭に入ってきたのは、妃の位の種類が時代によって増減したらしいということです。前漢の妃の位の種類の多さは特に多いです。全然覚えられない! 


 第三話「時代設定には気をつけよ」でも話をしたのですが、中華風ファンタジーを書くには時代を混ぜたり、特定の時代をモデルにしたほうが比較的書きやすいです。モデルとした時代が固定されているならば、妃の種類なども合わせたほうが無難かもしれませんね。この時代だったら妃の種類が違う! など言われるのも面倒なので、架空のものをでっちあげるのも手ですね。



 狩野緒はどうしたかと言いますと、後宮を書かないことにしました。極端すぎる。読んでいただけると分かるのですが(宣伝?)、拙作はどちらかというと武侠・仙侠に近いので後宮が全然でてきません。ちなみに皇帝も出てきません。


 ↑を真似するのは他の人にはオススメできないですね! なぜなら、先程も言っていたとおり、カクヨムをはじめとしたweb小説やライト文芸では後宮ものが人気です。出版されている日本産の中華ファンタジーのライト文芸、体感9割くらい後宮がでてくる気がします。狩野尾は後宮ものを書いたことがないので憶測にはなるのですが、後宮ものではない中華風ファンタジーはカクヨムのPVや評価もなかなか付きにくいのではないかなと思います。(私は後宮ものあまり読まないので、後宮ものではない中華風ファンタジーも増えてほしいんですけどね……)



 「後宮分からない→じゃあ書きませんでした」という話では、せっかくここまで読んでくださった人が拍子抜けしてしまうと思うので、後宮よく分からないけど、それでも後宮もの書きたい! となったとき、どうすればいいかを考えてみます。


①後宮について沢山調べてなるだけ忠実に書く。

②後宮の一般的イメージである女性の妃がいっぱいいるというポイントをおさえつつ、自分で後宮の仕組み、設定を一から作り上げる。

③後宮の一般的イメージを最低限おさえただけの、ふんわりした設定の後宮をつくる。


 ③になるにつれて簡単になるように羅列してみました。他にも方法はあるかもしれませんが、思いついたのはこの辺です。①は時間もかかりますし、うまく調べられなかったとき、一番ストレスたまりそうですね(私は中華風ファンタジーを書いているとき、①を目指した結果挫折して②になり苦労することが多いです)。


 どのレベルが良いのかは、その人が書いている・書きたい小説がどれくらい時代に忠実なのか設定がガチガチなのかにもよりそうですね。例えば、他の設定は③くらいのレベルで、後宮周りの設定が①レベルなら後宮に焦点を当てた熱量のある作品になりそうです。逆に、他の設定が①レベルなのに後宮の部分だけ③レベルだったならば、なんかここだけ薄っぺらくね? となりそうですね。



 論文書けるレベルで後宮に詳しいぜという人は一握りでしょうし、思っていたよりも世間一般の人はふんわり知識で後宮ものを読んでいるのかもしれません。少しずつ後宮について調べて、これなら小説書けそう! と思える量の知識がたまったら書くのが一番書いていてストレスがなさそうだと思いました。


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