第3話

 部屋の隅に座り込みしていた6人の女子の妖精が、僕に近づいてきて踊りを見せた。そして消えてしまった。


 僕は、麦茶を飲んでお線香を灯した。


 ギターの弦が音をしないで切れた。6本とも切れた。猫が穴に近づいて吸い込みされた。


 窓から朝の日差しが入ってきた。


 ゴォーッと大きな音がした。


 見ると、


 山々が土砂崩れを始めてクルマが流されていく、、、。


 テレビが、神戸で地震が起きて6000人死んだ。と言われた。


 僕はおもてに出て空を見上げた。


 大きな大きな竜が優雅に舞っている。


 一匹ではない。話している。もう一匹いる。ん?あっちの空にも竜がいる、、、。


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