■■第2回俳句コンテスト参加作品■■
第1回のコンテストは参加せず、第2回が初参加。過去のものを直したのもあれば、新しいものもあります。一応コンテストなので、二十句部門は真面目に考えました。一句部門は違いますが……。
俳句初心者でもあるので、①季語を入れる、②基本型を守る、③背伸びしない日常の句を意識しています。
ニ十句中の十五句(■マーク)は、上五か下五に季語が入り、取り合わせ型の句になります。
最初に十ニ音のフレーズをつくり、それに合う五文字の季語を選ぶ。初心者はつくりやすいし、一気に俳句っぽくなります。
※短冊は季語ではありませんが、ニ十句の一年の流れの中で七夕と分かると判断しました。
「主役の季語」を「十ニ音のフレーズ」が引き立てるかや加減は、慣れや経験かもしれませんね。
■草の芽に指折り詠むはリハビリよ
■春寒し一次通過も妻は散り
■受験日の平温願うおりんの音
■春眠し父のスマホも目覚ましに
□手酌酒一切れ多き初鰹
□六人に子供神輿に捲る袖
■孫とまた褪せし漫画にソーダ水
■夏帽子騒ぐ釣り餌にソーセージ
■炎天下飛び石濡れしけんけんぱ
■孫仕様重箱埋めし若牛蒡
■雨に消ゆクレヨン書きの短冊かな
■通勤路と逆の指示器葡萄狩り
■うたた寝のライブカメラの月今宵
■弁当も庭から眺む運動会
■敬老の日祝う餅をどら焼きに
□珈琲と霜取り暖気待つ車中
□二十年鍋の香にさえ知る機嫌
■カップ手に釣り銭五枚息白し
■保護具手に天井見上ぐ事務始
□ポケットの父の手袋柄違い
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