順番待ち

「 あぁ・・私達もっと早く出会っていれば・・っ!!


今の旦那じゃなくて貴方と今頃は・・ 」



「 僕だって同じ気持ちさ!


君が僕の本物の運命の相手だよ!


でも今の妻に愛情なんてなくてもお互い責任はある。


来世こそ・・絶対にっーー 」



「 うっ、うっ、い、いやぁぁぁーー!! 」





多分ね多分ねぇ~


コレ来世はこの二人が結ばれて〜、そんで今度は今の旦那と妻、もしくは別の人相手に「 私(僕)達最初に出会っていれば~ 」って言ってるんじゃないかと思うんだよねぇ~



そして次の来世はまた今と同じ事言ってぇ~そしてそして次の次の来世は旦那と奥さんもしくは別の人に言ってぇ~・・




永遠に繰り返す輪廻の輪。


運命の相手は多分順番制


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る