『面白い』のギャップ
カクヨムに長編の投稿を始めてから半年が経過しました。
最初はエッセイから始まったこの評論も投稿始めて4ヶ月。
えっ!? まだ4ヶ月!? というのが率直な感想です。
この評論の中ではおふざけ感が過ぎておりますが、これでもこの私、この半年間は自分なりに真面目に小説と向き合ってきました。ホントダヨ
その中で『思ったこと』、『想ったこと』を作者視点と読者視点で多々語ることができたと思っております。
今回は読者目線と作者目線の両方の視点で『思ったこと』を語っていこうと思います。
半年間小説と向き合ってきて、稚拙ながら『書き手』の末端として見えてきたことがございます。
見えてきてしまった故に、半年前と現在とでは考え方も変わってきたところもございます。
①『書きたいものだけ書いていればいいや』という心境よりも、『どうすれば読まれるのか』という思考が上回るようになってきた。
作者心理には大きく分けて以下の2通りがあると思っています。
A:とにかく好きなものを書く。
読む人が少なくても自分はそれで満足なんだ。
B:書きたいジャンルではないかもしれないけど、
流行りを取り入れてでも読者の反応をもらえる作品を書いてみたい。
半年前は確かにAでした。だけど現在の私はB寄りの気持ちに傾いてきています。
正直これは良いことなのか悪いことなのか判断し兼ねます。
信念を貫けなかったともいえるし、書き手として欲を持つことが出たともいえますし。
皆様はAとBどちらでしょうか? 良かったらお考えを教えてください。
②作者が書いていて面白いと思った展開はそれほど読者に刺さっていないことが分かってきた。
「ぬひょぉぉぉ! この話は力作やでぇ! PV爆上がりで♡応援するの嵐が見えるでぇ!」
作者がこのように思っていても、特定の話だけPV数が爆上がりすることなんてめったにないんだなと現実を思い知らされました。
本当にその話が面白い場合はもちろんPV爆上がり事例もあるのだと思いますが、残念ながら私の場合はなかったです。カナシイ
凡例を挙げると——
・キャラの過去編は書いていてめちゃくちゃ面白い
⇒読者:過去編にはあまり興味を持ってもらえない。
・ラブコメのデートシーンでヒロインの魅力を十分に出すことが出来た!
⇒読者:ラブコメのデートシーンはマンネリ化しすぎていて結構すぐに飽きられてしまう。
・ついに主人公とヒロインが結ばれた! これから甘々っぷりを見せつけていくでぇ!
⇒読者:ラブコメはくっつくとつまらなくなる。
こんな感じで『書いていて面白い』点と『読んでいて面白い』点は全く別物なのであると思い知らされました。
もちろん作者に力があれば、面白い過去編を書けますし、オリジナリティ溢れるデートシーンを書けますし、メインキャラがくっついた後でも面白い内容を書くことがきっと出来るでしょう。
上記を面白く魅せることができる作者様は本当に力がある人なのだと思います。尊敬します!
ですが、執筆歴が浅い私ではまだそのレベルに達することはできませんでした。
逆にどうしてこの話が伸びているの?(他の話よりPV数が3~4多い程度ですが💦)ということも何回かございました。
読者が思う『面白い』を追及していかなければこれからも埋もれてしまう。
そこを突き止めることができれば反応や感想をもらえるようになるのかなぁ……(-ω-;)ウーン
作者と読者の『面白い』のギャップをどう埋めていくか。
今後もカクヨム様で学ばさせてもらい、自論が出たらこちらの評論でお話していけたらなと思っています。
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