物語の終わらせ方
ハッピーエンドしか勝たん
ビターエンドこそ至高
感慨深いバッドエンドこそが正解
web小説は如何に序盤で読者を取り込ませることが出来るかが重要、という評論は至る所でよく見かけます。
魅力的な設定だったり、キャラだったり、1話で大きな山場を作ったり、流行りを取り入れたり……
でも物語の終わらせ方は?
最高の終わらせ方をしてくれる物語は希少だと思っています。
作者が良いと思ったエンディングが読者には刺さらなかったり……
残念ながらそもそも完結までありつけなかったり……
「えっ? これで終わり!?」という感想が真っ先に出てきてしまったり……
そういう悲しい現実はweb小説のみならず書籍化作品でも多く見かけてしまいます。
だからこそ素敵な終わらせ方が出来る作者様を心から尊敬しております。
私なんかは超感情移入派の人間なので「じ~~ん」とくるエンディングを拝見した際は、向こう3日間はその小説のことしか考えられなくなります。
仕事中ふとその作品のことを思い出して「あ……あ……」と情緒不安定になることもあるくらいです。
キャラへの感情移入具合が現実に影響するレベルなんですよね。ちょっと悩みでもあります。
例を挙げると——
「あの小説の〇〇ちゃんは幸せになるために努力してたんだ! 自分も頑張るぞ」
「ぐっ……! 急な出張が決まってしまった! いや、このくらいの逆境! あの小説の〇〇ちゃんならきっと余裕でこなすに違いない! 私もしっかりしなければ!」
「自分の人生つまらな。いや! あの小説の〇〇ちゃんならきっと自分の価値を見出す努力をするに違いない! 自分も見習うぞ!」
こんな感じで💧
急に心の中に『あの小説の〇〇ちゃん』が登場することってありません? ないか。
私の場合は最高のエンディングを見た日には1日5回は登場しちゃいます。
良いことなのか悪いことなのか……いや、きっといいことに違いない!
個人的にはビター展開からのハッピーエンド物でよくこの現象に陥りますね。バッドエンド物でもたまになりますが😅
ここまで感情移入させてくれる物語を書いてくれて皆様本当にありがとう。
そしてこれからも私を泣かせてください。
自分もいつかそんな作品を書きたい。
向こう1週間は読者の心の片隅に存在し続けるような作品を生み出すことが私の夢の一端でございます。
『ここから先の物語は読者の想像にお任せするぞよ』系の終わらせ方も嫌いではないのですが、個人的にはやはりその作者様に綺麗に終わらせてほしいと思ってしまいます。
その物語を一番上手に畳むことができるのは間違いなく作者様なのですから。
カクヨム様ではタグで『ハッピーエンド』、『ビターエンド』など予め教えてくれるパターンも多いですよね。
皆様的にはタグでエンディング種類を記載する手法をどう思われますか?(お考えを誘導してしまわないように敢えて私の意見は述べないように致します)
あと、どんなエンディング物が好きですか?
もしよろしければ応援コメント欄にて考えを教えて頂けると幸いです。
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