第4話「人間征服」
深夜になった
まぁ僕の番だよね
今夜は殺人パーティーと行こう
殺しと血で真っ赤なブランデーを酌み交わそう
ああ、いい夜だ
ほら、タバコは好き?
じゃあ君は灰皿ね
ほら、痛いでしょ
失明しちゃった?
あはは
やっぱ君は可愛いな
もう片方目があるね
それはどうしようかな
あはは
じゃあ、とりあえず
自分で目をもいでみてよ
そして食べてね
あはは
君って本当に何でも
言うこと聞くんだね
そっかー妹は大事だもんね
優しいな~
まー妹はどっちにしろ
泣くんじゃない
あはは
あっけないあっけない
心なんて持つから
君は弱くなったんだよ
もっと正直に
野生的に生きてよ
じゃないと
すぐ不幸に会うよ
ねぇねぇ
妹さんも捕まえたんだけど
どっちがいいか選んでよ
僕が殺すか
君が殺すか
どっちがいい
ふふ
ほら早く決めないと
二人とも死んじゃうよ
ねぇほら
決めてよ~
あはははは
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます