第59話 再会への応援コメント
何とも辛い再会ではありますが、ドラガンがアリサと会うことができて嬉しいです。
もしかしたら、ドラガンは家族と会うことができないのではないかと思っていたので、一安心しました。
作者からの返信
シンシア様、コメントありがとうございます。
アリサはドラガンの姉として、この話の中では非常に重要な人物です。
後に出てくる、とある貴族と共に準主役の人物です。
悪人がやりたい放題やっている滅茶苦茶な世にあって、アリサの周囲だけは、どこかかつてのベレメンド村の温もりを感じ取れる、そんな人物です。
ここからしばらくはベルベシュティ地区、エルフの里でのお話となります。
ここから、ドラガンたちの話とな別に政治的なお話が出てきます。
その辺りも楽しんでもらえると嬉しいです。
第38話 夢幻への応援コメント
物語に引き込まれました。
もしかしたら、三人は生きているのかなと淡い期待を持っていましたが、無惨な現実を突きつけられ、喪失感でいっぱいになりました。
村での出来事から、初めての行商での出来事を含め、彼らに愛着のようなものが芽生えていたからだと思います。
競竜や酒場で楽しそうに騒いでいた光景が懐かしく感じます。
ドラガンと心通わせるなんて、陳腐な言葉は言えませんが、彼の心痛の一端を体験するかのような感覚でした。
三人のお墓を前にするドラガン。とことん協会と公安に追い打ちをかけられる様。この場面を読んだ時の、胸がきゅっと痛む感覚は素晴らしすぎました。
この話の、セルゲイのセリフが本当に素敵でした。王様がなぜ王様でいられるのか。人に感謝をされる人になれ。人の悩みを聞け。この言葉はとても響きました。
きっとキャッチコピーのありがとうを集めるとは、このような事なのだと、やっと理解できました。
ここまでが壮大なプロローグに思えてくるかのような展開。とても辛いですが、ワクワクもします。
まだまだまだ楽しめそうなので、嬉しい限りです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
楽しんでいただけたようで何よりです。
この話をここに入れたのは、おっしゃる通り、ここまでがプロローグ、起承転結でいう「起」とするためです。
いささか長すぎですので、ここで燃え尽きられたら困るなと思いながら当時は書いていました。
これがベレメンド村での日常だったんだと思うと、本当に温かいなって思うし、この日常がもう返ってこないっていう事が悔しいですね。
セルゲイは復讐のためにはありがとうを集めろと言いました。
その一方でお前には復讐なんかより、人の役にたってもらいたいとも言いました。
本当に良いお父さんですよね。
これがこの後、ドラガンの行動指針のようになっていきます。
まだまだ先は長いですけど、引き続きお読みいただけたら嬉しいです。
第34話 襲撃への応援コメント
衝撃的な回でした。
キャッチコピーとあらすじの最初の方から、いつかは来ると覚悟はしていましたが、それでもすごい衝撃です。
マイオリーがやった行動が、ドラガンを助ける為の策であることを信じるばかりです。
ここからの展開非常に楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この話は主人公ドラガンのこれから始まる長い長い苦難の旅の序章です。
もしかしたら、掴みのためにこの話を1話に編入するかもしれないというようなお話です。
これまでは、どこかアットホームな雰囲気でした。
頼もしい父さんがいて、優しい母さんがいて、口うるさい姉ちゃんがいて、頼りになる義兄がいて、楽しい仲間たちがいて、明るい村人たちがいて。
もうあの穏やかな日々はやってこないんだという事を強烈に思わせるためにちょっときつめの描写をしました。
マイオリーは……
後々出てきますとだけ言っておきます。
第24話 競竜場への応援コメント
この5人のチーム感。回を追うごとに癖になってきました。みんなが個性的で、やる時はやる、力を抜く時はとことん抜く。そんな大味で勝ち気な大人たちに囲まれるドラガンは、独自の愛嬌や洞察力を発揮して一目、いや半目ぐらい置かれている所が好きです。
あと、マイオリーが愉快なやつすぎてツボです。
競竜。
これを現地で見る迫力は凄そうですね。
楽しませて頂いています!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
楽しんでいただけて嬉しいです。
ドラガンの年齢は小学校卒業したてですから、それを大人の仲間として扱うポーレたちはできた大人だなって思います。
マイオリーはトリックスターとしてなるべく嫌味な人にならないように書いたつもりです。
なので個人的には結構上位に入るほどお気に入りです。
一番のお気に入りは少し前に出てきた山賊の首領だったりします。
これの前に書いたのが競竜師でしたので、競竜場の話はどこかで書こうと思っていました。
物語において重要な施設として。
見てみたいですよね、競竜。
この話を境に色々とおかしな事になっていきますが、最後までお読みいただけましたら幸いです。
編集済
第14話 レオニードへの応援コメント
弑逆→家臣が主君を殺したり、子が親を殺めること
この場合は虐殺が適切では
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りです。
この場合相手は民ですので、おっしゃる通り弑逆は変ですね。
ご指摘のまま虐殺としてみたのですが、会話文を読んでみると、それでは表現がきついと思いましたので「傷つける」に変えてみました。
貴重なご指摘、真にありがとうございました。
第60話 手紙への応援コメント
薄々、もしかしたらと思いながら手紙に目を通しました。最後の宛名を読み、一気に体が震え上がるようでした。ラスコッドの名前が!!!
これはコメントせざるを得ませんね!
強くなれ。強さとは人脈である。
手紙の内容も節々から本当に愛が感じられて、最高の没入感でした。
ドラガンの周りにいる大人たちの、普段はふざけているのに、時折見せるグッと芯にくるような熱さと誠実さを宿した言葉には毎度心が震えます。
人間味があってドラガン思いで。
本当に村や彼らが危険にさらされたのが許せません。
作者からの返信
シンシア様、コメントありがとうございます。
1章最後までお読みくださり、ありがとうございました。
正直、この話は書いてて泣きそうになりました。
私もラスコッド好きだったんですよね。
ドラガンはこれまで、まだどこか子供で、周囲に流されるだけの人でした。
そんなドラガンに「人を集めろ」とラスコッドは書き残しました。
この手紙でドラガンは初めて、組織に対抗するのは組織だけという事を胸に刻む事になりました。
村やラスコッドたちを襲った者たちに復讐をするのは、このお話の背骨です。
ここが底でここから徐々に反撃の気運が高まっていきます。
2章もお楽しみいただけたら嬉しいです。