第5話

「今日、優遅いね」


「うん、珍しいですね」


「だな、優がこんなに遅いなんて」


3人は優と特に仲がいい3人で、優と幼馴染である。


「・・・熱かな?」


「そうかもですね」


「じゃあ、そうだったら俺がお見舞い行ってくるよ。」


「そうだね。お願い。」


「いいですね。私も行きたいですよ!」


二人は優が女の子と基本関わらないルールがあるため、当然家にお見舞いに行ける訳がない。


あと何より、優を今育てている姉が優を守り過ぎているのだ。


そして、授業が始まろうとしていたんだけど、3人は絶望した。まさか優がそんなことをするとは微塵にも思ってなかったからだ。

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