少しずつ、できることの可動域を広げて

第37話 電子書籍初のワードでのおもて表紙づくり

 約半月ぶりの更新となります。

 せっかくなので章を変えてのリスタートさせていただきますね。


 うるう日の2月29日より本日迄の約2週間にわたって、人の確定申告の手伝いや決算に向けての動き、さらには年度末の業務などもありまして、なかなか思うように自分の仕事がはかどらずに来ていることに加えて、取材に出ることもままならない状況でありました。というより、今もってその状況が継続しております。おそらく月末あたりがピークでしょう。

 実は今日も、少しお手伝いに行って参ります。2月決算の会社もありますので、そちらの決算もそろそろ始めねばなりません。こんな感じで、断続的に5月末までは仕事が続くのです。


 さてそんな中、自己出版本としては2冊目となる小説を刊行できました。

 と言っても、現在、POD出版のほうは申請中で、実はエラーの要素が入っているというわけ。最初の目次を「1」にし忘れていて「3」にしていたためです。

 一度エラーが出ておりまして、そのメールに気付かずに改めて出版申請をしてしまったものでして、完全に私の確認ミスです。

 そういうわけで、ちょっと難産的になっております。


 今回の制作のテーマは、この2点です。


 まずは、小説のオムニバス形式での掲載。

 もっともこれは、出版社の入った養護施設シリーズの編集でもしていることですから、どうということはありません。

 そういう本ですから、写真は一切なし。イラスト位は入れたらどうかとは思いますが、そこまで余裕もありません。下手に入れると、小説を台無しにしかねませんからね。


 そして、一番の問題は、表紙。

 これまではネット上の電子書籍用の表紙作成サイトを利用してきましたが、今回は表表紙も含めてすべてワードだけでの制作となりました。

 正直、あまり飾りなどを入れたくないためです。

 帯を入れる必要性もないところですから、なおのこと。

 作るのは、割に簡単にできました。

 文字情報だけで、あとは大きさの「調製」だけ。

 今回は、すべて明朝だけの表紙にしました。下手にゴシックや、まして丸ゴシックなどを入れないでやってみたわけです。そういう内容ですから、ええ。

 技術的な面では、まず、ワードからPDFへの変換が最初のネックとなります。とはいえこれは、パブファンセルフサイト内の表紙作成支援ソフトをお借りして、そのままPDFにしました。これで、透明効果も抜いた状態になります。特に有償の機能を使う必要もないですから重畳。いまだに、優勝機能を購入しておりませんけれども、そもそも使わねばならないほどの業務量がまだないですからね。


 さて、今までの表表紙はネット上のサイトを利用して作ってきましたが、今回はワードからの版下作成ということで、今度は電子ブックのときが一つ大きなネックとなりました。なんでも、ワードからJPEGに変換しないといけない。

 さあ、どうしたものか。久々に、壁にぶち当たったような感覚を得ました。

 それこそ門前で「他当たってくれない?」と言われた気分。

 しょうがないや。何かどこかをあたらねば。

 しかし今どきのこと。そこはすぐに解決しました。

 なんと、ワードからJPEGに変換できるソフトがネット上にありました。しかも無料で使えるときています。早速、ブックマークと行きたいところ、そんなことよりまず作ってしまえということで、何とかそのJPEGなる媒体に変換できましたので、まずはめでたし、メデタシ。

 でも確か、パブファンセルフのは大きさ指定があったっけ。見てみると、その最低限のサイズ未満になったまま。これではいけない。そこで、JPEGに変換されたデータをいったんJPGに変え、そこからさらにJPEGに再変換。

 とりあえず、これで行けるのではないか?

 結論から言えば、すんなり、行けました。

 ただ、上のかぎかっこがすぐ下の文字にかかりかけているのはいささか気になるところではあるが、もうええ、もうええ。


 というわけで、今回のワードからの表紙作成手順の確立というテーマは無事クリアできました。もっとも、背表紙や裏表紙は既にワードで作っていたことはありますが、電子書籍の表表紙に使ったことはなかった。それで、このような形で手順の確認をする必要が発生した次第です。

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