第1話 魔法使い

俺は天才魔術師。

魔法使いの中でも選ばれしものしか使えない特級の火属性魔法を使える。

その火力は圧倒的な爆炎を放ち、1人で100人力の戦力とされている。

そして今この俺が挑んでいるのは魔王。

こいつを倒して俺がこの世界の勇者となるのだ。


戦いは決着した。魔王は言う。

仲間が身を呈して守っている間もお前は特級魔法の詠唱を続けていた。

お前の魔法詠唱が敗因だ。あまりにも発動に時間がかかり過ぎだ。

貴様には死を与えてやろう。


こうして俺は魔王に敗北した。

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