児童文庫の劇場版鑑賞

 私生活がちょっと立て込んでてここ数日カクヨムから遠ざかっていた東雲です。2月3月忙しい(泣)ずっとカクヨムにいたい(泣)


 話は変わりますが、東雲の娘SANAは児童文庫を愛読しているのですが、児童文庫を読みはじめた当初よく読んでいたのがポプラ社から出ている『らくだい魔女』シリーズ。


 私は未読なのですが、昨年だったかな? アニメ映画化されると言うことで娘と観に行こうねと約束していたのですが観に行けず……やっと今日Amazonプライムで観ることができました。


 ストーリー的には、フウカは魔女の女の子、銀の城のプリンセス。でもちょっぴりドジで魔法の学校ではらくだいギリギリで……うんぬんかんぬん(笑)


 魔法の世界で幼馴染や友だちの魔女や魔法使い達と色々な冒険を繰り広げるわけですが、なんて言うかストーリーは本当に昔ながらの王道をしっかりと踏んでいる感じのお話です。


 昔からあるあるの展開。勧善懲悪。王道ストーリー。


 主人公も可愛らしいし、アニメ自体はプリキュアを彷彿とさせますが、プリキュアみたいな商業臭さは感じないので『児童書』なんだなあという感じ。


 映画自体が60分という長さなので、どうしても原作からカットされている部分もあり(原作私は読んでいないので多分ですが。ん? 展開早くない? という箇所がところどころ)大人としては物足りない部分もありましたが、児童書を映画化した作品としては出来は良いのではないでしょうか。


 最後まで観て思ったことは、


「この作品、映画じゃなくてテレビアニメ化の方が良いのでは?」


と言うこと。


 テレビアニメにしたら、絶対に幼児から小学生の女子は好きな内容だと思うし流行ると思う。


 雰囲気はプリキュアだし、恋も冒険もあってとてもいい! 映画だと語れない小さなエピソードも沢山書けそうだし、ぜひぜひテレビアニメで子ども達に観せたいなと思いました。


 Web小説アニメ化してる場合じゃないよと(カクヨムに作品投稿してて言うことじゃありませんが•笑)


 まあ、テレビアニメ化しない理由はわかりますよ。

だって対象年齢は明らかに幼児から小学生中学年くらい。中学生にはちょっと物足りない内容です。そして男子には向かない。大きなお友達には見向きもされないでしょう。


 鬼滅や呪術のように視聴率は取れないだろうし、商業的にも一部にしか刺さらない。


 でもね、観たらその年の女の子達には夢や希望やワクワクは絶対にもたらしてくれると思う。


 最近アニメは凄く映像が進化して素敵だなと思うけれど、本当に子どもが素直に安心して観られる作品は少なくなったと思います。


 大人にウケればそれはお金になるんだろうけれど、アニメって元々大人向けだったかなって。


 お金にならなくても子ども達に夢を与えてくれるような作品をアニメ化してくれたらいいのに……と娘と映画を観ながら思いました。


 昔は休みの日や平日の夕方に色んなアニメやっていたのになあ……


 その中には完全に女の子にしか向かないアニメとかもあって、ある意味今より選び放題だったような気もします。


 角川さーん、ぜひぜひ大人の作品だけでなく、つばさ文庫辺りもアニメ化してくださいな。


 意外性のある話やめちゃくちゃ複雑な話が素晴らしいのはよくわかりますが、まずはそこに行き着くまでの土台を育てる為に子ども達に響く、もっと単純でいつまでも変わらないような種まきみたいなストーリーを自分は丁寧に書けたらなあとやはり思った次第です。


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