【供養作品】〝N〟tuber 茜崎蘭子の挑戦!!

おきな

某日 晴 am 7:21 東京都千代田区 某出版社ビル横 通り町通り看板前

※この作品は筆者の無念を晴らすためだけの供養作品です。

 ぶっちゃけ、とある番組の〝マルパクリ〟です。

 だからボツにしました。

 更新は不定期です。

 ないとは思いますが、もしコメントいただける場合は、関係各所にご迷惑にならないよう、番組名などは伏せてコメントしていただけると幸いです。

 苦情、批判、覚悟のうえでございますが、どうかご容赦を。

                                 

                                おきな



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~某日 晴 am 7:21 東京都千代田区 某出版社ビル横 通り町通り看板前 ~


 おはようございます。茜崎蘭子の挑戦始まりました。


「おはようございます、茜崎蘭子あかねざき らんこです☆ よろしくおねがいしまーす☆」


 いやー元気ですね茜崎さん。


「もちろんですよ。なんといっても初めてのチャンネルですからね。私が元気いっぱいじゃなくてどうするって言うんですか、もうっ☆」


 さすがアイドルさんですね。まさにチャンネルの花。きっとこれを読んでくれている方々も、茜崎さんの元気なご様子に喜んでいますよ。


「みんなー、ありがとー☆」


 では早速番組のご説明からさせていただきます。


「おねがいしまーす☆」


 まずこの番組は、ノベルチューブという活字動画媒体の―――


「ちょっと待ってください」


 どうしました?


「いや、私の聞き間違いですか? あまり聞きなれない名称が聞こえたもので」


 活字動画媒体ノベルチューブです。


「……かつじ? ……動画?」


 はい。


「…………あの、確認なんですけど、動画ってことは放送されるんですよね?」


 放送っていうか、短編小説形式でWEB小説サイトに投稿される、という方が正確ですね。


「なんかスタッフさんと対話形式で物事が進行してますけど、映像とかは………」


 ありませんよ。現段階では挿絵もありません。


「…………なるほどー。じゃあ、私が一体どんな容姿で今どんな姿をしているかも」


 わかりませんよ。


「そうですよね。だってあなたは私のことを名前以外紹介するつもりなさそうだもの」


 そんなことしてたら文字数多くなっちゃうじゃないですか。というか茜崎さん。さっきよりも口調が変わってきてませんか?


「……うん、まあ……うん。と、とにかくわかりました。そ、それじゃーさっそく企画発表お願いしまーす☆」


 元気いっぱいですね茜崎さん! では参りましょう! 今番組初の企画は………


(ドラムロール)


 ジャンッ!


 あなたにだけ教えたい! 茜崎蘭子、クイズに挑戦~ッ!


「イエーイ☆」


 盛り上がりますね、茜崎さん。


「あたりまえですよ☆ 最初はクイズですか? ちょっとヌルくないですか~?」


 最初ですから。最初は手堅くいきましょう。もちろん出題は茜崎さん、あなたのプロフィールからですよ!


「ということは正解すれば私の情報がこれを見てくれてる……読んでくれてる? ……えーと、とにかく私のことを知ってもらえるんですね☆」


 その通りです!


「じゃあ、何が何でも正解! いえ、全問正解してみせます☆」


 頑張ってください。それでは第一門!


「さっそくなんですね!? よーし、がんばるぞー☆」


 まずは誰もがこれを知りたいでしょう。ずばり、茜崎さんの年齢は―――


「はいはいはい! もちろんわかりまーす! 答えは………」


 茜崎さん。


「なんですか?」


 お答えいただくのはありがたいのですが。


「?」


 まずは回答席に行っていただかないと。


「あ……そうですね☆ ごめんなさーい、ちょっとあせっちゃいましたー☆」


 慌てないでください。回答席は逃げませんよ。


「ごめんなさい。じゃあ回答席はどこですか? ビルの前にいるんだから、ここの会議室とか?」


 と、言うわけで今回の企画タイトル―――


「え、え? なに?」


 長距離クイズ in 三崎漁港っ!


「ちょ、ちょっと待って!」


 さっそくルールを説明します。


「待ってって言ってるでしょ!」


 ここ大手町にある某出版社ビル前から79キロ離れた先にある―――


「79キロ!?」


 三崎漁港に回答席をご用意していますので―――


「みさきぎょこう!?」


 そこに行ってクイズに答えていただきます! しかもそこまでの移動手段はなんと……


「電車……とか、でしょ?」


 自転車ですっ!


「いや――――――――――――――――――――――――――――――っ!!」


 朝っぱらから大声出さないでください。後ろの交番から警察の方がこちらを窺ってますよ?

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