第3話 泣きたい時


泣きたい時に泣くのは子供


泣きたい時に強がるのは青春中


泣きたい時に堪えなければならないのは大人


泣きたい時に涙が出てこないのが老人




きちんと与えられているハズなのに


その後の選択次第で変わるし変わらざるをえない


分かっている時に分かってないと言えるのは何なのか


分かっている時に半分分かると言ってしまうのは何なのか


分かってなくても分かっているようで実は知らない




子供の方が大人よりもちゃんと分かっているコトもある


大人が大人としているのは、片目つぶって目の前の人を見れるから


片目つぶることで目の前の人を許せるから


子供は両の目をめいっぱい広げて見なくちゃすまない


自分の感性が一番正しいと主張するしか出来ない


いつか両の目をとじて相手を見る時


その時この世の何かをさとるのでしょうか

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