嘘だろ。

春がもう来たのかと思うと、次は別なやつだった。

「本当にごめん！！！優！！」

夏、なんでこんなに

「マジで悪いと思ってたの！！あの時！！だから、ごめん！！」

夏は手を合わせて謝って来る。

謝る気あるんか、

「なぁ、俺のことまた蹴落としたいの？」

「なんのこと？？私はそんなこと全く考えてないよ！！本当に反省してる」

「いや、昨日も春が来たんだけど」

「え、春のことは許したの？？」

「許したよ。でも、許す気は無くなったよ」

「え、いやなんでというか、私たち協力してる訳じゃないよ」

顔を見た感じ本当そう、でも

春と同じ、そもそも許す必要がない。

「帰ってくんない」

「嫌だ！許して貰うまで帰らない！！」

こいつはだるい。

「じゃあ、許すから帰って」

「本当に許してくれるの？」

「あー、だから帰って」

「ありがとう！！」

そう言って俺に笑顔を見せて来る。作りっぽいな。

「まぁいいや。要件済んだよね。扉を閉めるからじゃあね」

「待って」

また昨日みたいに続くのかよ。動画でも回してる？

ー

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