数年後に謝りに来られてももう遅い。

激 辛

第1話

インターホンがなる。


そして、扉を開けるとそこには、見覚えのある顔がいた。


「優、久しぶりだね」


春、どうしてここに、


俺のことを、また虐めに来たのか??


「優、ごめんなさい!!」


「えっ、」


必死に頭を下げる姿、


「いやいや、い、いまさら?」


「ずっと、ずっと謝りたかった」


いやいやいや、春とは高一の時に前の学校で一緒で、今は俺は大学二年だから、本当にかなり前の話だぞ。


「あなたこと、本当は大切な友達だと思ってたのに、私は、沢山虐めてちゃって、治らない傷も作って、それで、それで」


俺はとりあえず理解が追いつかなかった。


そして、どうして急に謝り来たのか、おそらくその理由は二つ、素直にずっと罪悪感を持って居たから、あと、


「今更、俺と仲良くしようってこと?」

俺は転校して、色々頑張ってかなりの有名人になっていた。


前に関わりのない人からよく連絡が来るようになってたし、



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