第10話 12通りの誉れ
彼女=私は12星座占いを観ない。
観ていたとしても第9位前後でchを変える。
そうであろうとなかろうと
第12位(最下位)であることを
絶対に認めたくはないからだ。
或る作家がとてもいいことを書いていた。
どうせ12通りも噓考えるんだったら
全ての星座持ちの人が
HAPPYになれるランキング
(もはや上位下位の優劣なんて度外視だな)
そういうものを公共の電波に乗せなさい、と。
正にその通りだと思う。
ゆとり教育で、手をつないで徒競走をしよう!
みたいなんがあったけど
それとはちょっと意味合いが違うぞ。
あくまでも12通りの誉れが用意してあるのだ。
「吉」と「中吉」の逆転問題があったけど
「凶」と「大凶」は逆転しない。
私は、問答無用で「大凶」を引き続ける。
100枚に1枚=1%
400枚に4枚の逆運気TIME.
(神主さまに無理言って神籤箱買い)。
(キリの良い400枚区切での検証)。
有楽町駅中央口宝くじ売り場に足を運ぶことがあったら
試しに400枚買っちゃおうかしら?
(金持ちは宝くじを買うなって法律があるの?)
ちなみに日本中の宝くじを買い占めても
課金総額の36%しか返って来ないという統計が。
最初っから64%赤字覚悟で買う人なんて居ないよね。
1枚のくじでミラクルを起こす。どうせなら前後賞も頂戴!
(この場合、課金という表現は正しいだろうか?)
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