有楽町でお逢いしましょう
作家:岩永桂
第01話 有楽町でお逢いしましょう
有楽町でお逢いしましょう
宝くじを買った三人の男女
星野美智留 Michiru Hoshino
1988年06月11日(35歳)
フリーランスのルポライター
海のミルク・グラノーラ(オイスター仕立て)
生牡蠣好きが講じて生まれた超危険食!
11月下旬の生牡蠣に中って入院中。
轟寅次郎 Torajirou Todoroki
1978年03月10日(45歳)
三度の車難事故に遭う(バック、フロント、サイド)。
尾美不時子 Fujiko Omi
1972年12月12日(51歳)
大吉が出るまで引くおみくじで大凶を4回引く。
今日が誕生日。お祝いは行きつけのインド料理屋で。
ファストファッションに興味関心。
(YT服飾動画の影響を強く受けている)。
幽落亭化身 Keshin Yuurakutei
1981年06月07日(42歳)
有楽町に現れる幽霊落語家。
人呼んでドリーム・ゴースト。
有楽町には宝くじの聖地と呼ばれる売り場があり、
御多分に漏れず三人も購入。
三人=星野美智留、轟寅次郎、尾美不時子
三人の各々が何枚買ったかまでは解らない。
只、同列で括られるくらいだから
経済条件は限りなく近いと言える。
幸運の場所、有楽町で
他の二人を差し置いてドリーム・キャッチするのは誰だ?
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