河童

 俺は河童の「かんすけ」。

 ある日、俺の住む川で少年が溺れた。

 俺はバレない様に、そっと少年を助けた。

 少年とその両親は泣いて喜んでいた。

 いいコトしたな。もう溺れるなよ、少年。

 でないと、俺みたくなっちまうぞ。

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