小豆

 小豆が大好きな青年が居た。

 青年は、毎日小豆を食べ続けた。

 あまりに大好き過ぎて、就職先に小豆農家を選んだ。

 青年の作った小豆は高く評価され、莫大な富を得た。

 時は流れ、青年は小豆を喉に詰まらせて亡くなった。

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