第9話 話が合わないようなギャップ
ありさ27.まさは33。6つ離れているが年上でリードがあった。
妹がいるという話になり、妹と6つ離れていると話してきたまさ。
ありさ→「なら私と年齢近いね。タメだよね!」
と話すと
まさ→「…あー、まぁーそうかな」
と苦笑い。話も微妙に合わない時があり、不思議だった。
まさと付き合いはじめて2年が経過した。ありさ29。子供は2人欲しいと思っていた為そろそろプロポーズあるかな。とワクワクしていた。
ドライブに行って途中トイレにいくと車から出ていったまさ。
よくみると運転席の下に免許証が落ちていた。
危ないなー。
拾うと、衝撃的な事実を知る。
ありさ→「え?○○年?え?」
6つ上と思っていたまさ。
実は12歳年上だったのだ。
まさ→「いやー、サービスエリアはわんさか人がいるから車探すの大変だった。」
笑顔で戻って来たまさ。ありさが免許証を握りしめているのをみると、表情がくもった。
ありさ→「…どういう事か説明してくれる?運転席に落ちていたから拾ったらさ…6つ上って言ってたよね?」
まさ→「…いやー、いうタイミングがなくって。でもさ?俺年齢より若くみられるし、そんな小さい事で怒らなくても」
まさは笑いながら話してきてありさの頭をなでてきた。
(小さい事?6つが12違いって一回り違うのに?〕
ありさは謝罪があれば気にしなかったのだ。それが小さい事と言われて。
まさは後ろめたいから年齢を偽っていたんだろう?嘘を謝罪出来ない人なんだ。今後もそうなのかもしれない。
と、一気に感情がさめてしまった。
ありさは帰宅して連絡先をブロックした。
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