第54話義務と無償化

さらに翌日


国会


「はい毎度 お疲れ様です…ハハハ

昨日の部活動顧問の問題 早急に実現出来るようにお願いしてますが更に追加します」


議員達は話が違う…と驚く


「いや〜すいませんね~ハハハ

やはり学校の問題は同時進行で ある程度進めないと駄目かと心変わりしました~ハハハ なので皆さん頑張りましょう。

まずは高校までは義務教育化とします…

公立は授業料 完全無償化

但し私立に関しては より専門的知識の教育になるので今までの授業料の半分を国が負担します」


(憲法第26条第2項、教育基本法第5条第4項、学校教育法第6条に基づき、国公立学校における義務教育は無償(授業料不徴収)としています )


女性議員「義務教育化は家庭の事情や本人の意思もあるので難しいと思います…

そして受験などの問題もあります…学力低下などの問題も出てくる可能性もあるかも知れません…」


「はい…まず家庭の事情については ほとんどの場合は金銭的な問題… そんな国にしたのは今までの政治が間違ってたと私は思います…本人の意思については やはりイジメなどの問題が多いと思います…そういう子供達にはオンライン授業を義務教育化ですね」


議員「受験は どうなりますか?」


「受験は公立 私立 は今まで通りで試験を行ないます…私のような子供は勉強しなくなりますからね…ハハハ

家庭の事情で一つしか受けない子供もいます…定時制高校もありますね…家庭の事情や学力の問題も ありますが受験 全てに失敗したとしても オンライン授業か公立高校の準備お願いします」


議員「そうなると先生も足りなくなると思います…」


「かも知れませんが オンライン授業ならば質問など あまり出来なくても生徒の人数は最悪 増やせば なんとかなります…少子化してるんですから…ちなみに大学に関しては今のところは現状維持なので皆さん安心してください…ハハハ

それに私は ある程度同時進行と 言いました…私立公立ともに高校までは給食は全校出してください…高校までは給食費も無償化です…高校は ほとんど給食がないと思いますので至急準備が必要ですね…ハハハ

申し訳ないですが オンライン授業の生徒までの給食は出せませんので国民の皆さんは許してください…」


再び議員の1人が質問する為 手を上げる


「あ〜ちょっと 待ってくださいね…

他にもあるので…とりあえず私は馬鹿な子供だったので高校卒業後18歳で社会に出ましたが ハッキリ言って全然子供でした…20歳でも そんなに変わらなかった…私は お酒も飲まないので…

社会に早く出て社会勉強も必要ですが別に20歳まで義務教育にしても良いと思っているくらいですよ~ハハハ

ただ中学卒業後に社会人ってのは さすがに早すぎると思います…全然子供です…最低限の教育には届いてないと思いますので高校までは義務教育にします…

はい…先ほど手を上げた議員さん どうぞ」


議員「そうなると…給食の設備や人手も必要です…」


「はい…高校給食化は設備に準備が必要だと思います…そこは第1の生存権政策で建築業の方々が完全に終わるまでは無理だと思います…家庭の事情がある方々には授業料無償化だけでも厳しいと思いますので準備が出来るまでは支援ですね…中学までは給食無償化するだけなので国が すぐに出来ると思います…給食を作っていただく方々は現在 路上生活者だった方が沢山いたので

募集すれば集まるでしょう。給食じゃなくても しばらく弁当にするならば企業に発注すれば準備は可能です。もちろん育ち盛りの子供達には足りないかも知れませんが足りない分は 家庭で用意していただきます。

では 今日はここまでにしておきます。

ちょっと私の脳では頭の整理追いつかないので 明日もう1つ追加して今回は終わりなので安心してください…ハハハ

とりあえず部活動顧問 高校義務教育化 高校までの給食と授業料無償化 実現出来るように 宜しくお願いしま〜す。

皆さん優秀なので出来ますよ~ハハハ

ではまた明日 」


…………………………………………………

プライベートルーム

荒井秘書と総理の2人


「いや〜最近 番場さん忙しいみたいですね~ハハハ」


荒井「はい…私に もう少し仕事を割り振れば いいんですが信用してないのか…」


「堀田さんの分まで自分で やろうとしてますね…荒井さんの事を信用してない訳ではないと思います… 秘書として先輩で気を使ってるのか もしくは人付き合いが下手なだけですね…多分 ハハハ

番場さんは賢いし容姿端麗…

秘書よりも政治家向きだと私は思いますが

表情が硬い…笑顔も ほぼ見たことないです…あれでは選挙に勝てないのかも知れませんね〜ハハハ

これは本人の問題ですから荒井さんが気にしなくて大丈夫ですよ~私は十分助かってますから」


荒井「ありがとうございます。 あ〜そういえば総理…先ほど また お荷物届いておりました。 こちらの部屋には電動ドライバーとスリムビス…プラスのネジクギですね

それと鉄板だけで よかったんですよね?」


「はい…ありがとうございます。」


荒井「また総理が番場さんに怒られないか私は心配ですよ…」


…………………………………………………


30分前


公邸警備トップと2人の男性

「く〜台車で2人がかりで運んで こんなに重いとは…何が入ってるんですかね?」


「知らねぇ〜よ…最近 いきなり総理が買い物しだして毎回重くて1人じゃ運べないんだよ…」


警備トップがマスターカードキーでドアを開ける


警備トップ「総理から映像に映らなければ どこでも良いと言われているから適当に

台車ごと部屋の隅に置いといてくれ」


「了解です」

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