本業の学業その1

2週間美織とのルーティンを過ごす後久しぶりに自宅に帰宅した。

姉ちゃんから母ちゃんには電話でお礼を言われたと言っていた。ちょくちょく行ってやれと言われたので短く分かったと答えた。

これは照れ隠しなのだろう。


久しぶりの1人の就寝。

ただ寝るだけで寂しさを感じたのは人生において初めてだった。


小さくても暖かい美織を抱いて寝る日常が当たり前になってた事に気づいていた。


入学式を終えてクラスに行くと知った顔がチラホラと居たが特に仲良くしている訳でも無いのでスルーしていたら後ろから声をかけられた。


よっ!マサ君久しぶり!


おっカズユキやんか?


こうやって面と向かって話すのは小学校低学年以来やな!


そやな!それ以降お互い関わる人間変わったから自然と話さんようになったもんな!


懐かしいな!また遊ぼうや!


そやな!最近何しよるん?


ゲーセンでレースゲームばっかや。


俺にも教えてくれん?


よかぜ!放課後早速行くか?


了解!


これが悪友白田一行との再会である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る