プロローグ〜乳児期1
おぎゃー、おぎゃー、
春の暖かな陽が祝福するような中看護婦さんの声が聞こえた。
おめでとうございます。
3月18日8時35分.
3150gの女の子ですよ!
とある病院の分娩室。
ひと回り歳の離れた従姉妹が産声を上げた。
叔母さんに呼ばれてハサミを渡される。
白いうどんみたいな?そしてゴムみたいな?
へその緒にハサミを入れた。
そして叔母さんから独立して5秒の素っ裸の赤ちゃんを渡される。
大声で泣いていた赤ちゃんが抱かれた途端に泣き止んだ。
普通は叔母さんがどっちもする事と思っていたが何故か任された。
その時の叔母さんの考えている事も知らずに。
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