第367話 夏っぽい事


 8月中旬。

 夏真っ盛りの今日。

 暑すぎて外には出たくないけど夏らしい事はしたい。


 「はい。という事で、今日は室内プールから失礼してます」


 「今年初めて水着を着たわね。これ、去年沖縄に行った時の水着なんだけど」


コメント

・おほーっ!

・水着だ! 水着だ! 水着だー!!!

・圭太の腹筋綺麗すぎない? ここまで綺麗なシックスパックは中々ないぞ…

・梓ちゃんのスタイルも子供を産んだとは思えないぐらいすらっとしてて、綺麗すぎる


 我が家の室内プールで夏らしい事をしようと思います。豪邸と言えば家にプールでしょと思って作ったものの、正直あんまり活用していない。


 年に2.3回使うかどうかって感じだ。

 毎回使ったら水を抜いて、業者に掃除をお願いして。また使う前になったら業者に掃除をお願いして。勿体無い使い方をしてお金を消費しちゃってる。


 実際家にプールがあるのは自慢出来るんだろうけど、そこまで良いもんでもないなってのが分かりました。


 「女子って、なんか毎年水着を買うよな。俺のなんて大学生の時に買ったやつだぞ」


 「毎年トレンドが変わるから仕方ないじゃない。圭太だって、毎年違う水着姿の私を見れた方が嬉しいでしょ?」


 「まあ、それはそう。毎年眼福をありがとうございます」


コメント

・おほほのほ

・ありがとうございます!!

・もう今日はこれで良過ぎるな

・こんな映像が無料で見ればちゃって良いんですか!?


 男の水着は大して変わり映えしないけど、女は毎年色んなのが出るからなぁ。梓が着たら何を着ても最高なのは間違いないから良いんだけどね。


 妊娠出産を経験してるはずなのに、去年の水着を着てもサイズに違いが全然ない。相変わらずピッタリサイズの美しい水着姿だ。ここまでぴったりだと、スキルの力で本人の思う理想的な体型になってるんじゃないかって疑っちゃうね。


 もちろん、俺もドストライクな体型です。


 「さてさて。俺達の水着姿を充分に堪能してもらったところで、あちらをご覧下さい」


コメント

・なんだあれ?

・屋台?

・看板にデカデカと海の家って書いてあるw

・ここは海ではないだろwww

・これ、わざわざこの為に用意したのか?


 室内プールにはプールサイドがある。

 で、そこに用意したのは海の家。

 まあ、コメントでも言われてるが、ここは海ではないけども。テンション的には海の家だ。


 「海とかプールとかで食べるボソボソの焼きそばって美味しいよね。そういうのを体験する為に用意しました」


 「メニューは焼きそば、イカ焼き、アメリカンドッグ、フランクフルト、フライドポテト、カレー、ラーメン、うどん、かき氷にトロピカルなジュースを用意してあるわ。後は私は飲まないけどお酒をなんかも少々ね」


 業務用のデッカい鉄板をわざわざ買ってきました。屋台なんかもホームセンターで木材やらを買ってきて、トンテンカンとDIY。メニュー表や、海の家っぽいテーブルや椅子も全部自作である。


 正直、その場のノリで買って作って設置して。今は結構後悔してます。後片付けがめんどくさそうだなと。そして、また倉庫に物が増えるなと。


 本格的に倉庫の増設を考えないといけない。誰かにプレゼントしたりするのもありかな。


 「うんうん。こんなにメニューを用意してどうすんだって話はよーくわかる。だから、今日はゲストに母親達やら、いつも俺達マネジメントをしてくれてる宇良さん、後は巴さんも呼んでます」


 「呼んでるんだけどね。巴さんはちょっとクールダウンが必要だってんで、もう少し後の登場になります」


 こんなにメニューを用意しても食べられるのかとか、意味があるのかとか、そういうコメントがあった。


 まあ、別に食べようと思えば食べれるけど、今日はゲストをお呼びしてる。時々俺達の配信に登場する母親ーズに、宇良さん、それにコラボ相手として巴さんを呼んでるんだ。


 太陽君は今日はシッターさんをお呼びして面倒を見てもらってる。まあ、配信も2時間程度で終わる予定だけどね。


 巴さんに関しては冒頭からコラボ相手として紹介するつもりだったんだけど…。俺達の水着姿を見て、くにゃっと倒れてしまった。


 刺激が強すぎたらしい。


 復活次第参加してもらう事になります。

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