第22話 月
彼に、放課後会おうといわれた。
美咲と毎日一緒にいるわけじゃないからと、
駅ビルの屋上で待ち合わせをすることになった
放課後、美咲と彼は必ず一緒に帰る
美咲と手を繋いで私に「バイバイ」と彼は言う
私は「バイバイまたね」と返す
このあと会うのだけれど
私は駅ビルの屋上へ行った早く着いた
1人ベンチで待った、まだ美咲といるのだろう、寒かった。
彼がやっと来た私は待っていないフリをした、まだ夕方なのにもう暗い
月が見えて来て、星が綺麗だった
私は柵に捕まり月や星を眺めた
彼は私の後ろにピッタリくっ付くと柵を握って
「寒い方が星が良く見えるんだよ」と言った、以外だったロマンティックな話しをすること、私は驚いて振り向くと、キスをされた。
嬉しかったし、幸せだったけど、
(ゲーム)とゆう言葉が頭をよぎった
私はなんの反応もしなかった
なぜなら彼は私の事が好きでもなんでも無くて、ただ本当にゲームをしているだけかも知れなかったから
彼は何度もキスをしたけど私はなんの反応もしなかった。
帰る時駅ビルから出ると人通りの多い交差点がある。
2人で交差点の真ん中まであるくと
彼は長いキスをした
「見られるよ」と言ったら
彼は「べつにいいよ」と言った
私は少し(彼も私の事が好きなんじゃないか)と期待した。
誰かに相談したかった誰かに聞いてほしかったけど話していい相手は誰も居なかった。1人で悩んで、期待して
頭の中がぐちゃぐちゃになった気がした、苦しかった教えて欲しかった
(私の事が好き?)
(ただのゲーム)不安で仕方なかった
だけど分かっているのは彼女が彼にはいること、彼女のキスマークが毎日付いていること。
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