第2話
54文字、そこに意味を乗せるとすればなんだろう。そう考えた結果、「腰」というのを思いつきました。単なる語呂合わせです。
次に何を伝えるべきか考えました。
たった54文字。悠長に表現する隙がありません。であれば僅かな表現で情景を伝える必要があります。
そこで、誰かに語りかける数行で書きました。まぁ、こうする事自体は大して特別ではありません。
キャラクターに不要に個性を持たせることが許されるほどの文字数ではなかったので、全体からどう雰囲気を伝えるかを重視しました。
実のところ、この話には登場人物が3人います。ソファを愛おしそうに撫でる人、その隣に座っていた誰か、そして聞き手。これを意識させることなく当たり前に伝えることで文字に情報を詰めることにしました。
そして、毛羽立ったという言葉でソファ自体の年月を閉じ込めてみました。
と、いうわけです。
他にもまだやっていきます。
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