第2話 真実のエデン【前置き】

アズサ『出発するわ!!』


夏の終わり、あれから1ヶ月経った頃に、

ユウジの寝床にハイヤー•セルフの天龍が亡き祖父と共に現れる。


ユウジ「お、、おじいちゃん!?」


祖父(テツオ)

「大きくなったな、ユウジ。

トシ【ユウジの父親】にも挨拶を済ませて来た。

いつも墓参りに来てくれてるな。

あそこはわしら魂にとったら、別荘のような場所で、修行で忙しくしてる時は、親戚に代わりに行ってもらっている。

みんな、元気そうだな。

‘エデン’の物語はまだ始まったばかり。

今からが本当のスタートよ。

頑張って来い、ユウジ、我が自慢の孫よ。

皆、応援している。」


天龍に代わる。


天龍【ユウジのハイヤーセルフ】

「起きたか。ユウジ、いよいよ、

もう1つの裏、いや本来は表とも言える

別世界、『エデン』に向かうんじゃな。

わしも応援しておる。

わしは、天龍であり、『虹の龍』、

白龍のお主なら分かるじゃろ。

わしをお主の色で染め上げよ。


ただし、どれか1つの色が誇張されてはいかん。平等に染め上げていくのじゃ。


時は‘満ちた’。

あの世では準備し、

用意していた事よ。


勇者になり、‘救世’し、文明を築き上げよ。


主の力が必要になる。


『使命』を思い出せ、ユウジよ。」


ユウジ「壮大だな、おい。(汗)」




アズサ「準備は出来た!?」


-朝方、アズサがユウジの自宅に

迎えに来る。-


アズサ「今からが本番ね。

あなたの‘魂の操縦者’を改めて紹介するわ。

‘にぃに’よ。

それからサブガイドの

戦士「メテオ」さん。

千手観音の姿をしているメインガイドの「アミラ」さん。

クラゲの姿をした「クムル」さんなど、

他のガイドも支えてくれてるわ。

祈祷師ヘレンが用意した七福神もあなたの味方よ。」


にぃに「やぁ、‘にぃに’だよ。」


アズサ「私のガイド達も一緒よ。

私のハイヤーセルフは、ルーレット形式で質問に答えてくれるわ。」


ユウジ「‥‥‥。」


アズサ「ついて来てない様子ね。」

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